
市田柿の「柿のれん」は、南信州の秋の訪れを感じる風物詩 |
市田柿の故郷、伊那谷は、長野県の中心にある諏訪湖を源とする天竜川を挟み、中央アルプスと南アルプスに囲まれた、全国的にも有名な河岸段丘の谷あいの地域。この地域は温和な気候に恵まれており、収穫できる農産物は稲作を始めとして、果樹、野菜、花卉(かき)など数多く、まるで桃源郷のようなところ。
高森町は長野県を代表する地域ブランド「市田柿」の発祥の地。天竜産業では、伝統製法により本物の「市田柿」を製造している他、「ドライフルーツ」「ジャム」「のし柿」「柿チップ」等の柿関連加工品や「野菜せんべい」「焼き干し芋」など、当地の素材を活かした特産加工食品を販売している。どの商品も無添加・無着色にこだわり、素材本来の味を大切にしている。手間暇を惜しまずに作業をする、代表の原 八州彦さんにお話を伺った。 |